陰陽の食養世界

陽性は力強く引き締める力を持ち、陰性は緩やかに放散する性質がある。

陽とか陰は食物にも人にもある。

広島の山中に来て24名の仲間と受講するうちに、自身の体調がうそのように回復してきたが、1日に数回まだ咳き込むことがある。

特に1日1食(このセミナー中は親指大の玄米ご飯を一口200回噛み、唾液で飲み込んで)のどに入った時、咳き込むようである。

これを先生に伝えると、のどが急に陽性の毒で縮んでいるので、番茶に生姜(陽性の緩める力)を少し擂って飲んでみてください、と処方された。

するとどうでしょう。

暖かい生姜の液がのどを緩めるのが分かり、それ以来咳がピタッと止まりました。

まさに陽で縮んでいる時には緩める陰を。

身で体感しました。